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マウスピース型矯正装置による治療
MOUTHPIECEマウスピース型矯正装置による治療のメリット
マウスピース型矯正装置といえば、まず思い浮かぶのが「目立たない」ということではないでしょうか。しかし特長はそれだけではありません。ここではほかのメリットもご紹介します。
01. 来院回数が少なくてすむ
ワイヤー矯正の通院頻度はおおよそ4〜6週間に一度ですが、マウスピース型矯正装置はおおよそ6〜12週間に一度の来院で済みます。
02. 処置時間が短い
ワイヤー矯正の医院での処置時間は1回30〜60分程度ですが、マウスピース型矯正装置は15〜30分程度で済みます。基本的に装置がフィットしているかどうかを確認し、問題がなければ処置が終了します。
03. 治療期間が短い
デジタル技術を駆使して移動距離が短くなるよう歯を動かすので、治療期間が短くなります。
当院では、歯の移動促進効果のある光加速装置を併用することもできます。
04. 食事制限がない
ワイヤー矯正では、硬いものや粘着性のあるものが食べられない、など食べ物に制限があります。マウスピース型矯正装置であれば、食事をするときには装置を外せるので、好きなものを自由に食べられます。痛みもほとんどありません。
05. 歯磨きしやすい
歯を磨くときに装置を外せるので、歯磨きやフロッシングも通常どおり行なえます。矯正治療中の不十分な歯磨きによる虫歯や歯周病のリスクは、ワイヤー矯正よりも低くなります。
06. 痛みを抑えられる
マウスピース型矯正装置のなかでも「インビザライン」(※)は、デジタル技術により装置1つあたりの歯の移動量が管理されています。無理な力をかけずに歯を動かせるので、ワイヤー矯正に比べ痛みを抑えられます。
当院では、痛みの緩和効果のある光加速装置を併用することもできます。
※「インビザライン」は薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。詳細はこちらをご確認ください。
07. 金属アレルギーの心配がない
装置はポリウレタンでできており、金属が含まれていないので、金属アレルギーの心配のある方も安心して治療を続けられます。
08. スポーツや楽器演奏もできる
マウスピース型矯正装置には凹凸がないので、体がぶつかり合うようなスポーツでも、唇や粘膜などを負傷する心配がありません。また、口に楽器を押し当てるような管楽器の演奏もできます。
09. 緊急性がほとんどない
ワイヤー矯正ではワイヤーが外れたり飛び出たりすることがあります。そのような場合、すぐに修理しないとけがをしたり、歯が予想外の方向に動いてしまうリスクがありますが、マウスピース型矯正装置であればそのような心配はほとんどありません。
マウスピース型矯正装置「インビザライン」による治療の流れ
あるが歯科クリニックでは、「インビザライン」というデジタル技術を駆使したマウスピース型矯正装置をご提供しています。ここでは「インビザライン」の治療の流れをご紹介します。
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STEP01
矯正資料採得
カウンセリングの後、口腔内写真撮影、顔面写真撮影、レントゲン写真撮影、CT撮影などを行ない、顔面の骨格、顎骨の形状など矯正治療に必要な情報を収集します。
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STEP02
3D口腔内スキャナー「iTero」でのスキャニング
「iTero」(※)という小型の3D口腔内スキャナーで歯の表面をなぞるだけで、立体的で精密な歯型をパソコン画面上に再現できます。
従来の型どりは口をあけたまま印象剤の硬化を待つ必要があり、嘔吐反射の強い方には負担になるものでした。また、完成した歯型が劣化・変形・破損してしまうなどのデメリットもありました。しかし「iTero」であれば上下合わせて数分で型をとることができ、データとして保存できるというメリットがあります。
※「iTero」についての詳細はこちらをご確認ください。 -
STEP03
3Dシミュレーションソフト「クリンチェック」での事前確認
通常の矯正治療では、どのような歯並びに仕上がるのかを治療前に確認することはできません。しかし「クリンチェック」(※)という3Dシミュレーションソフトに3D口腔内スキャナー「iTero」でとった歯型のデータを取り込むことで、歯の移動工程と治療後の歯並びをシミュレーションできます。
事前にきれいに整った歯並びを確認できることで、患者さまの治療へのモチベーションが向上します。また、歯科医師はこのシミュレーションをもとにより適切な治療計画を立案できます。
※「クリンチェック」についての詳細はこちらをご確認ください。 -
STEP04
マウスピース型矯正装置「インビザライン」お渡し
3D口腔内スキャナー「iTero」で型どりをしたあと、1ヵ月から1ヵ月半程度で装置が完成します。治療終了まで使う装置がすべて一度に作製されます。
患者さまに最初にお使いいただく装置をお渡ししますので、装着や取り外し方法を練習していただきます。また、装置のケアや取り扱い、治療中の注意事項などについてもご説明します。
ひとつめの装置を2週間装着していただいたあとは、患者さまご自身で次の段階の装置につけ替えていただきます。これを繰り返しながら治療を進めます。
マウスピース型矯正装置による治療の費用
マウスピース型矯正装置「インビザライン」の治療費のご案内です。
料金は税込表記となっています。
矯正資料採得 | 30,800円 |
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インビザライン(光加速装置併用) | 880,000円 |
インビザラインGo(旧iGO) ※前歯部用のマウスピース型装置 |
440,000円 片側 275,000円 |
調整料 | 3,300円 |
※料金は税込表記となっています。
●薬機法において承認されていない医療機器「インビザライン」について
当院でご提供しているマウスピース型矯正装置「インビザライン」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。
- ○未承認医療機器に該当
- 薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2021年8月2日最終確認)。
- ○入手経路等
- インビザライン・ジャパン株式会社より入手しています。
- ○国内の承認医療機器等の有無
- 国内では、インビザラインと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2021年8月2日最終確認)。
- ○諸外国における安全性等にかかわる情報
- 現在世界100カ国以上で提供され、これまでに1,000万人を超える患者さまが治療を受けられています(2021年5月時点)。情報が不足しているため、ここではインビザラインの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
なお、日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。 ※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。
マウスピース型矯正装置「インビザライン」による治療の一般的なリスク・副作用
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機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
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正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
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ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
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症状によっては、マウスピース型矯正装置で治療できないことがあります。
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お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
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装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
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治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
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食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
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治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
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お口の状態によっては、マウスピース型矯正装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
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治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
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薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。
口腔内スキャナー「iTero」による治療の一般的なリスク・副作用
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薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器であり、マウスピース型矯正装置「インビザライン」による治療を行なう工程で使用する機器となります。
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3D口腔内スキャナー「iTero」を使用して行なうマウスピース型矯正装置「インビザライン」による治療は、自費診療(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。
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印象剤を使用した従来の印象採得に比べ、印象採得時の不快感は大幅に軽減されますが、お口の中にスキャナーが入るため、ごくまれに多少の不快感を覚えることがあります。
3Dシミュレーションソフト「クリンチェック」による治療の一般的なリスク・副作用
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3Dシミュレーションソフト「クリンチェック」は薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器であり、マウスピース型矯正装置「インビザライン」による治療を行なう工程で使う装置となります。
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3Dシミュレーションソフト「クリンチェック」を使って行なうマウスピース型矯正装置「インビザライン」による治療は、機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
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どの矯正医が担当しても同じ治療結果が得られるというわけではなく、必ずしもシミュレーションどおりに治療が進むというわけではありません。
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あくまでシミュレーションなので、実際には難しい歯の移動が組み込まれていると、歯が骨からはみ出して歯肉が下がってしまうなどの可能性があります。